この記事でわかること
本ブログの評価試験で使用した直流安定化電源についての個人的な感想です。
本投稿は、購入した一台の装置についての個人的な感想です。
安定化電源仕様
ブランド名:ikococater 型式:SPPS-C3010W。 30V10A(ホワイト)
販売元:XY-Global (中国製)
- 入力電源:AC100V
- 出力電圧/電流:DC0~30V、0~10A
- 4桁電圧、電流表示
- デジタルで電圧値入力可能
- デジタルボタン有り
Amazonから仕様入手
使用目的
- 本ブログでエレキ設計をした回路の評価試験に使用します。
( 評価試験場所は、一般家庭です。) - DC3.3、5、12、24Vで安定した電圧を出力できること。
- 最大電流は、DC5A以上であること。
本装置を選択した理由
- 出力電圧:MaxDC30V、出力電流:Max10Aまでサポートしていたこと。
(Amazonのスペック記述から) - 電圧、電流、消費電力の値が、デジタル単位で表示、設定出来たこと。
- ”電源ON/OFF”スイッチと”出力”ボタンの2つ有り、かつ前面に有ったこと。
- 安価の方だと思ったので。
以下は、使用後の報告となります。
操作方法
安定化電源自体、特別な操作無く一般的な物です。
+/-端子に、附属のワニ口クリップケーブルのバナナプラグ側を差し込みます。
ワニ口クリップ側を評価する回路の電源端子に接続します。
- ”電源ON/OFF”スイッチを押して、電源ONします。
- 出力電圧の設定
・ツマミを回して、電圧値を変えます。
・押すして、桁単位に変更します。 - 出力電流値の設定
評価する回路により、少しだけ電流値を多めに設定します。 - 出力ボタンを押して、指定電圧出力します。
*1:USB電源コンセント
本評価試験では、使用予定ありません。
使用した結果
評価試験環境
本ブログ DC24V 4Hzパルス回路設計(ハード版)/(ソフト版)の評価試験環境です。
出力電圧:DC24V値は粗確保
全装置、校正を行っていませんが、
テスター:DC24V表示
オシロスコープ:MaxDC24V、MinDC23.6V値でした。
電力の計算値と”出力電力値表示”の差異:
電圧値24V×電流値0.024A=電力の計算値0.576W
電力の表示0.573W
(差0.003W)
長所
- 家庭用AC電源の電圧変動がある中、個人的評価試験レベルでは電圧出力変動範囲は、問題無いと思います。
- ”電圧出力”ボタンを押下後、0V⇒24Vになる時間は、2秒以内でした。
接続する負荷にもよると思います。
評価試験の出力電源は、基本一度立ち上げ・一定電圧供給なので、長所としました。 - 冷却用ファンが、内蔵されていますが動作した感じが無くほぼ意識した事が有りません。(周辺温度や電気的使用条件に影響されます。)
短所
- ”電圧出力”ボタンをOFFにしても、24V⇒粗0Vになるまで時間が掛かります。
(粗0Vになる時間は、およそ20秒掛かりました。接続する負荷にもよると思います。) - ”出力電圧値の設定”ツマミを回して値を設定出来ます、同じツマミを押すことで電圧値が桁単位に変更出来ますが、押したツマミの反応が悪いときがたまに有ります。
総合評価
個人的なレベルで、評価試験するには問題無い安定化電源と思います。
半年以上使用しましたが、問題無く動作しています。
Max 電圧・電流出力は、確認していません。
レーザーチャート図
使い勝手:4
本ブログの評価試験で使用して
コストパーフォーマンス:5
費用対効果
ほぼほぼ精度:4.3
校正をしていない他の測定器と比較して
独自で判断
目的からの満足度:4
本装置の購入目的から判断した満足度
リンク
コメント