この記事でわかること
本ブログの評価試験で使用したオシロスコープについての個人的な感想です。
本投稿は、購入した一台の装置についての個人的な感想です。
仕様
- ブランド名:RIGOL 中国製 型式:DS1202Z-E
- 200MHz 2ch
- 1GS/sのリアルタイム・サンプリング速度(2ch同時使用時は500MS/s)
- 30,000wfms/s(ドット表示)波形キャプチャレート
- リアルタイムのハードウェア波形記録および再生機能。最大60,000フレームの波形を記録可能
- プロトコルトリガーを含む最大15種類のトリガー機能
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使用目的
- 本ブログでエレキ設計をした回路の評価試験に使用します。
( 評価試験場所は、一般家庭です。) - 通常のオート波形、トリガー波形が出来ること。
- DC24Vまでの電圧波形。周波数は、数MHz以下を表示したい。
- 波形を保存出来ること。
本装置を選択した理由
- 本オシロスコープは安価で、”使用目的”に合っていたこと。
- 日本語マニュアルが有ったこと。
(後で分った事ですが、この日本語マニュアルは、非常に分かり易い表現で助かりました。) - ”RIGOLのホームページ”を見て、多種のオシロスコープが有り、技術力が有りそうと思った。
使用した結果
オシロスコープの内部から出力する1kHz、3Vを附属プローブ(2ch分)で表示した波形を下記に示します。
1ch(黄色):Freq(周波数)1.00kHz、Max(電圧)3.00V
2ch(水色):Freq(周波数)1.00kHz、Max(電圧)3.00V
の波形表示と値表示を確認できました。
本オシロスコープの表示、値について、他機構の校正を行っていません。
今は、”使用目的”で示した、基本機能しか使っていません。
本ブログの投稿記事、DC24V 4Hzパルス回路設計(ハード版)/(ソフト版)の評価試験で使用しています。
長所
- 基本動作について問題無く、ボタンの配置、操作方法が私が使用していた日本製のオシロスコープと差が無く使い易い。
- 日本語のマニュアルが分かり易いので、非常に助かった。
- RIGOLの問い合わせメールの回答が、迅速でかつ日本語で助かった。
- コストパーフォーマンスは高いと思います。
短所
- 波形表示が、思ったより遅い。
内蔵マイコンのパーフォーマンスの関係と思います。
(私は、波形観測時に作業リズムを重視します。遅い傾向となるのが残念です。) - プローブが、安価ぽい。(致し方ないと思いますが、しいてあげました。)
総合評価
個人的なレベルで、評価試験するには問題無いオシロスコープと思います。
半年以上使用しましたが、問題無く動作しています。
レーザーチャート図
使い勝手:4.5
本ブログの評価試験で使用して
コストパーフォーマンス:4.7
費用対効果
ほぼほぼ精度:4
校正をしていない他の測定器と比較して
独自で判断
目的からの満足度:4.5
本装置の購入目的から判断した満足度
【RIGOL】DSシリーズのオシロスコープ:
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