概要ブロック図のすすめ

電気の基礎

DC24V 4Hzパルス回路設計(ハード版)概要ブロック図

仕様書のページ数が多い事を知ると、それだけでうんざりしませんか?
また、冒頭の文章が長々記述してる仕様書を見ると憂鬱になりませんか?

私は、電気の設計仕様書を作成する時、必ず仕様書の始めに、概要のブロック図を作成します。
場合によりますが、後に別に詳細のブロック図(機能ブロック図)を書く場合も有ります。

概要ブロック図は、”機能ブロック図”より、抽象的です。
概要ブロック図の目的としては、
始めの文章は、短く。図(画像)にすることにより、読者に設計したい装置や部品のイメージを理解し易い様に伝えます。(始めのイメージ作りです。)

概要ブロック図作成のポイントを紹介

1.機能を単位としたブロック図とします。
  回路規模の大小に関係無く、機能単位まとめます。
  冒頭では、重要で無い機能ブロックは、記述する機能に含めて省略する事も考えます。
  機能単位の簡単な説明も付けます。
2.ブロック図への入出力信号の方向の描画は、統一します。
  基本四角のブロック図の左・上側を入力信号。右・下側を出力信号と
  決めれば、読者はこの流れでイメージします。
3.主な入出力信号を中心に記述します。
  読者に訴えたい信号だけ記述して、それ以外の信号は、束(群)や省略します。
4.線や図の色に、意味を持たせます。
  共通な物には同じ色を使います。
  特に強調するためには、目につきやすい色や線を太くします。
5.注釈は、簡潔に説明文を付けます。

例として、「DC24V 4Hzパルス回路設計(ハード版)」の概要ブロック図を、上記に掲載

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